近年、ウェブサイトやアプリのUIデザインの重要性が高まっています。UXの良いインターフェイスを実現することで、ユーザーの訪問率や操作性を大幅に向上させることができるのです。そこで注目されているのが、コーディング不要でUIデザインが実現できるWebflowです。
Webflowなら、プロトタイプの作成から実際のサイト公開までを一貫して行うことができます。デザイナーにとって非常に使いやすく、効率的なUIデザインができる便利なツールなのです。かくいう私も、運営していた7サイトすべてをWordPressからWebflowにすべて移行しました。
それでは、Webflowを使ったUIデザインのメリットを詳しく見ていきましょう。
1.リアルタイムプレビューで操作感を確認できる
Webflowではリアルタイムプレビュー機能が充実しています。CSSやJavaScriptを記述することなく、ドラッグ&ドロップで部分的にデザインを変更しながら、そのつど反映されるプレビューを確認できます。また、スマホやタブレット端末の表示もシミュレートできるため、操作感やレスポンシブデザインも容易にチェック可能。デザインを繰り返しながらブラッシュアップしていけるのが魅力的な点です。
2.レスポンシブデザインが簡単に実装できる
Webflowではブレークポイントを設定するだけで、簡単にレスポンシブデザインを実装できます。ブレークポイントごとに要素のサイズや位置、表示/非表示を細かく定義できるので、複雑なRWDでも作業効率は大幅にアップします。メディアクエリを直接記述する必要がないため、コーディング初心者でも扱いやすいのが強みです。
3.アニメーションやインタラクションを簡単に設定
Webflowにはアニメーションやインタラクションを設定するのに役立つ豊富な機能が搭載されています。トランジションやスクロールアニメーションの設定はドラッグ&ドロップで行えるほか、微調整するための詳細オプションも用意されています。また、ホバーやクリックなどのイベントに対するインタラクションもGUIベースで作成可能。コーディング不要で洗練されたUIをデザインできるのが魅力です。
4.開発者とのスムーズなコラボレーションが可能
WebflowではUIデザインとサイトコーディングの作業を分離できます。デザイナーがWebflow上でデザインを作成し、開発者がHTML/CSS/JavaScriptで実装するという役割分担が可能になります。デザインデータを簡単にエクスポートできるため、開発者への引き渡し作業もスムーズ。コミュニケーションコストを大幅に削減できるのが特徴です。
5.クロスブラウザでの表示の一貫性が高い
Webflowでは、ブラウザごとのCSSの差異を内部的に吸収してくれるので、ChromeやFirefox、Safariなどの各ブラウザで表示が崩れることがありません。また、Webflowは最新のWeb技術に対応しているため、どのブラウザでも一貫した表示品質が保たれます。このおかげで、デザイナーはブラウザの違いに悩むことなく、安定したUI設計をすることができるのです。
6.制作スピードが極めて速い
直感的な操作性とリアルタイムプレビューにより、Webflowを使えばUIデザインの制作スピードが飛躍的に向上します。コーディング作業が不要なため、デザインから実装までの工程を大幅に短縮できます。プロトタイプ制作にも向いているため、案を形にするスピードが速いのが魅力的です。素早いデザインイテレーションが可能となります。
7.CMS機能が標準装備
WebflowにはCMS機能が標準で搭載されています。テキストや画像の編集はインターフェイス上で簡単に行えるため、運用時の管理がしやすくなります。クライアントも直感的な操作でコンテンツを更新できるので、ウェブサイトの管理コストを大幅に削減できるのが強みです。
このように、Webflowを使えばコーディング不要で直感的なUIデザインが実現できます。プロトタイプから実装までを一貫して行うことが可能なため、デザインの効率化に大いに貢献してくれるツールといえます。UIデザインに必要な機能が充実しているWebflowを使いこなすことで、洗練されたインターフェイスの作成がスピーディーにできるのです。